こんにちは。“ころは”の店主です。
「陶器あ⇔ん」さんは、兵庫県の淡路島で制作をされている作家さんです。
淡路島の山のふもとにある小さな工房で、夫婦二人で心を込めて一点一点大切に食器を制作されています。
「陶器あ⇔ん」さんの作品は、瓦の土で有名な“淡路島の土”を混ぜて作られています。
陶器は通常1200℃以上で焼き上げますが、瓦の土はその温度では溶けてしまうため、耐火度の高い土と“淡路島の土”をブレンドして使用しています。
ろくろや型打ち成形などの技法を用い、独自にブレンドした土を使って制作されています。
作品は、土と釉薬の反応によって、自然豊かな田舎の空気感を感じさせる表情が特徴です。
素材感は、発泡した石や貝のような風合いがあります。
白色の作品は、マットな白に赤茶色の部分や鉄粉のドットが見られます。
紫雲末色の作品は、淡い水灰色のような紫色に赤茶色の部分や鉄粉のドットがあり、それぞれ異なる表情を持っています。
ぜひ、自然豊かな淡路島の風土を感じられる作品をご覧ください。
*** 陶器あ⇔ん さんのプロフィール ***
〇 宮地真(ミヤチシン)
1997年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術学科絵画専攻油絵 卒業
1999年 京都府立陶工高等技術専門校陶磁器成形科終了
京都府宇治市在住の陶芸家河島浩三氏に4年間師事
○ 宮地明子(ミヤチアキコ)
1996年 グラフッィクデザイン会社就職
1998年 単身渡米
2002年 NYテロ1年後帰国 グラフィックデザイナーの傍ら京都造形芸術大学芸術学科日本画で学ぶ
2010年 京都造形芸術大学芸術学科日本画専攻 卒業