
【福井一伯・若杉麻衣子 二人展】
参加作家:福井一伯(陶芸)/若杉麻衣子(陶芸)
会期:2025/9/13(土)~9/21(日)
こんにちは。“ころは”の店主です。
9月13日(土)から開催する展示会のご紹介です。
印花や飛びカンナで土の質感を生かし、多彩な模様を描き出す福井一伯さん。
透光性を持つ白磁に、しっとりとした艶消しや透明感をまとわせ、やさしいフォルムを生み出す若杉麻衣子さん。
異なる素材と技法から生まれる二人の世界が、落ち着いた佇まいと共に食卓に寄り添います。
福井一伯さんの作品

福井一伯さんのうつわに触れると、まずその模様の豊かさに目を奪われます。
印花と呼ばれる小さな土の判子を押し、その窪みに色を差すことで浮かび上がる文様。
そこには、土と遊び、土と語り合うような、穏やかな時間が流れています。
飛びカンナや鎬の技法も巧みに織り交ぜながら、一つひとつの器に個性が宿り、どこか懐かしくてあたたかい表情を見せてくれます。
土ものの素朴さを大切にしながらも、凛とした端正さを持ち合わせているのが福井さんのうつわの魅力。
食卓に並べれば、お料理の色合いを引き立てつつ、暮らしの風景にそっと調和してくれます。
手に取ると、土のぬくもりとともに、日々の食卓に寄り添う優しさが感じられる。
長く使うほどに模様は愛着を深め、器そのものが小さな記憶を重ねていくようです。
日常のひとときを、少し特別にしてくれる––そんな福井一伯さんのうつわを、どうぞお楽しみください。



若杉麻衣子さんの作品

若杉麻衣子さんのうつわに出会うと、まずその静けさに心がほどけていきます。
透光性のある磁器に、しっとりとした艶消しの質感。
二度焼成することで生まれる柔らかな透明感は、光を含んだガラスのように澄みわたりながらも、手にした瞬間に温もりを感じさせてくれます。
白磁の上を、雫のように垂れた釉薬がすっと流れ落ちていたり、砂糖菓子のようなマットな質感がそっと広がっていたり––どれもが控えめで、けれど印象的な表情をたたえています。
シンプルで洗練されたフォルムの中に、やさしい気配が宿り、触れるほどに心に静かな余白を残してくれるのです。
一見すると凛とした佇まいですが、暮らしの中に置いてみると不思議なほど自然に馴染み、日々の食卓をやわらかく照らしてくれる。
どんな料理も穏やかに包み込み、使う人の時間に寄り添ってくれる––そんな若杉さんのうつわは、毎日の暮らしにさりげない豊かさを添えてくれる存在です。



展示会詳細

【福井一伯・若杉麻衣子 二人展】
参加作家:福井一伯(陶芸)/若杉麻衣子(陶芸)
会期:2025/9/13(土)~9/21(日)
会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
(〒673-0755 兵庫県三木市口吉川町大島55)
開催時間:11:00 ~ 16:30
【会期中は休まず営業します】
※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。
オンライン展示について:
会期後に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。



