
【山本直毅 陶展】
会期:2025/10/25(土)~11/2(日)
こんにちは。“ころは”の店主です。
10月25日(土)から開催する展示会のご紹介です。
どこかアンティークのような趣と、しっとりとした質感が魅力の山本直毅さんのうつわ。
手に取ると、まるで長い時間を静かに重ねてきたような深みを感じます。
金属のような錆び感をまといながら、ブルーやホワイト、ブラックがやわらかく調和し、独特の存在感を放ちます。
うつわとしてはもちろん、空間を彩るオブジェのようにも美しい佇まい。
暮らしの中に、静けさと凛とした気配を添えてくれる作品の数々をご覧くださいませ。
山本直毅さんの作品

山本直毅さんは、兵庫県神戸市で活動する陶芸家です。
どこかアンティークのような風合いと、しっとりとした質感が魅力のうつわを手がけています。
手に取ると、まるで長い年月を静かに重ねてきたかのような深みがあり、その落ち着いた佇まいに心が引き寄せられます。
作品の特徴は、金属のような質感や錆び感を思わせる独自の釉調。
ブルーやホワイト、ブラックなどの色合いが絶妙に調和し、光の角度によって表情を変えるその景色は、まるで静かな時間の移ろいを閉じ込めたようです。
見た目の美しさだけでなく、手に取ったときのしっくりと馴染む感覚や、暮らしの中で無理なく使える形も魅力のひとつ。
和にも洋にもすっと溶け込み、食卓にあたたかな空気を添えてくれます。
フォルムはシンプルでいて、わずかな歪みや釉薬の揺らぎが生む表情が、手仕事ならではの味わいを感じさせます。
使うほどに自分の暮らしに馴染み、日々の風景の中で静かに存在感を放つうつわたち。
山本さんの作品には、時を経ても変わらない美しさと、日常にそっと寄り添う優しさが宿っています。
料理を盛るときも、ただ眺めているときも、穏やかで心地よい時間を感じさせてくれる、そんなうつわです。



山本直毅さんのプロフィール
1973年 兵庫県神戸市生まれ
2008年 福井県の窯業指導所を修了
同年より「陶処風」の名で作陶を開始
現在は、神戸市西区にて制作を続けられています。
山本さんは、もともと陶芸とは関係のないお仕事をされていましたが、趣味で始めた陶芸に惹かれ、本格的に学ぶため福井県の越前にある窯業指導所へ。
基礎から幅広く学ばれた後、作家としての道を歩み始められました。
「力強く、躍動感のあるうつわ」
「生活を彩るうつわ」
「どこか懐かしさを感じるうつわ」
そんな想いを込めながら、ひとつひとつ丁寧に作陶されています。
日常に、静かに寄り添うような存在感のある山本さんの作品。
どうぞこの機会に、お手に取ってご覧ください。
展示会詳細

【山本直毅 陶展】
会期:2025/10/25(土)~11/2(日)
会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
(〒673-0755 兵庫県三木市口吉川町大島55)
開催時間:11:00 ~ 16:30
【会期中は休まず営業します】
※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。
オンライン展示について:
会期後に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。



