
こんにちは。“ころは”店主です。
今回のブログは、新しく取り扱いさせて頂く陶芸作家の【安藤良輔】さんのご紹介です。
愛知県で制作されている安藤良輔さん。
鋳込み成形を中心に独自の造形美を追求し、作陶されています。
目に留まるのは、その造形美。
鎬模様のエッジや金彩、銀彩の華やかさが際立つ作品の数々です。
デザイン性と機能性を併せ持ったうつわ

エッジが効いたシャープな印象ながら、丸いフォルムであったり小ぶりなサイズ感に繊細さとやさしさを感じさせます。
手に取った時の滑らかな感触も使い手のことを考えてデザインされていることがうかがえます。






成形方法は「鋳込み成形」といって、石膏型に泥しょうという液体状の磁器土を流し込み成形する方法です。
その為、型作りの精密さが求められる技法です。
また、エッジの効いた造形的なデザインを制作することに向いている技法とも言えます。
金彩や銀彩は皮膜を厚くするため、3回焼き付けを行うことで綺麗な金、銀が表現されています。
また、木目を写し取ったデザインや泥しょうをドローイングのように垂らして表面のテクスチャや模様としてデザインした遊び心のあるうつわ作りにも挑戦されています。
銀彩を施すことでテクスチャの存在感を際立たせています。




自分へのご褒美、贈り物にも選びたくなるおススメのうつわです。
ぜひお手に取ってみて下さい。
【安藤良輔】さんについて
愛知県で作陶されている陶芸作家さんです。
1980年 愛知県生まれ
2006年 愛知県立芸術大学美術学部デザイン工芸科卒業
2012年 愛知県立瀬戸窯業高等学校専攻科修了
2014年 第10回 国際陶磁器展美濃 陶芸部門 / 陶磁器デザイン部門 入選
第43回長三賞常滑陶業展「くらしのやきもの展」 長三金賞
伊丹国際クラフト展 「酒器・酒盃台」 入選
めし碗グランプリ展 浅井悦子審査員長特別賞
2016年 第2回瀬戸藤四郎トリエンナーレ 審査員特別賞
2017年 第11回国際陶磁器展美濃 入選