こんにちは。”ころは”店主です。
その蕎麦つゆに欠かせないのが蕎麦猪口。
“夏限定の蕎麦専用容器”といった印象がありますが、実は使い勝手抜群の“全季節OKの万能うつわ”なのです。
今回は、蕎麦猪口の「お蕎麦以外でも大活躍!」を紹介したいと思います。
まずは、お茶やおやつはいかがでしょう
コーヒーや紅茶でほっと一息。
蕎麦猪口はちょうど手のひらに馴染むサイズ。
両手で包み込むと、じんわりと熱が伝わり、心がほぐれていくのが分かります。
いつものコーヒーカップとは違った気分で味わえるはず。
牛乳を混ぜるだけの簡単デザートでも、
蕎麦猪口の”風合い効果”で、何となくおしゃれに見えなくもないような。
どんなおかずも、どんなシーンも。
スープにヨーグルトにコーヒーに。
朝のパンのおともにいかがでしょう。
かわいいうつわが並ぶと、今日も一日頑張ろう!って気持ちになりますよね。
茶わん蒸し専用の碗を持っていなくても、蕎麦猪口にお任せあれ。
おいしそうに蒸されております!
小鉢代わりにいかがでしょう。
磁器に陶器にガラス。絵付けなどのデザインも豊富。
ばらばらのうつわでも形が似ているので、統一感があり、テーブルセッティングしやすいですね。
いろいろなお料理を盛り付けて、たくさん並べると楽しい気分も満載です。
蕎麦猪口は口径が狭く、深さがあり、”盛り付け苦手さん”にも優しい形です。
浅く平たいうつわだと、せっかくのお料理が平べったくなりがち。
汁気の多いものだと、おつゆがお皿に広がり、がっかりな見た目になることも。
なかなか上手くいかない盛り付けも、蕎麦猪口だとこんもり立体的に形が決まります。
天盛りの薬味などを飾るとアクセントになり、一層おいしそうに見えますね。
スティックサラダにもちょうどよ良い深さの蕎麦猪口。
小さめの蕎麦猪口にはソースをどうぞ。
マカロニやスパゲッティのサラダや、細かい野菜の和え物など、底の広いうつわやお皿だと、最後の一口をなかなかかき集めにくいもの。
食べ残した見た目もお行儀も試されている感じで少し緊張しちゃったり!
底の狭い蕎麦猪口だと、お箸で上手に集められますね。
小さなお子様にも食べやすい形に思えます。
大人にはワインも。
蕎麦猪口は酒器としても風情を感じさせてくれますね。
例えば、親しい仲間と楽しむおうちでの気軽な食事会。
一斉に盛り付けてテーブルに並べるのはとても大変。
冷めてもおいしいお料理は、先に蕎麦猪口に盛り付けて並べると時間短縮!
大皿料理のような豪勢さはないけれど、たくさん並べて、「どんなお料理かな?」と思わせるようなわくわくとした楽しみも演出できますね。
その形から、空気に触れる面積が狭いので、盛り付けたお料理が乾きにくいのもメリットの一つ。
蕎麦猪口のおかげで、熱々のメイン料理に手間と時間を掛けられますね。
こんな使い方もアリでしょうか。
袋を開けて食べ始めると”やめられない止まらない”スナック菓子。
蕎麦猪口に盛って「今日はこれだけ!」と食べる量を決めちゃいましょう。
ソースを添えると満足度もアップ。
”食べ過ぎをガマン”の苦行も楽しさに変えてくれる頼もしいうつわです。
スタッキングOK。収納にも有能!
収納力有限の食器棚。
うつわが増えるのはうれしいけれど、悩ましいのが片付け方。
あのうつわを奥へ、このうつわは手前へ、とまるでジグソーパズル。
上手く重ねられない場所をとるうつわには「どうしたものか」とため息が出ちゃいますね。
蕎麦猪口はこんな場合もうつわ好きに寄り添ってくれます。
たくさんあるのにこんなにコンパクトに収まってくれて、とにかくありがたい!
どんなタイプがお好みですか
磁器、陶器、ガラスやクリスタル。
染付や絵付けに、しのぎに掻き落とし、色ガラスに切子。
素材も技法も千差万別、色とりどり。
個人的に、蕎麦猪口は「作家や窯元の代表的な特徴や表現が分かりやすいうつわ」だと感じています。
気になりつつも買うのを迷っている作家や窯元のうつわがあるならば、出会いの一つ目のうつわとして蕎麦猪口はぴったりではないでしょうか。
いかがでしたか。
どんなふうに使っても受け止めてくれる蕎麦猪口の懐の深さが伝わったのではないでしょうか。
思いつくままに盛り付けてみると、本当に便利!とご実感できるはず。
当店でも使いやすくて素敵な蕎麦猪口を揃えております。
ぜひ覗きにおいでくださいね。