【大森由貴奈・川名萌子・前田麻美 三人展】
参加作家：大森由貴奈（陶芸）/川名萌子（陶芸）/前田麻美（陶芸）
こんにちは。“ころは”の店主です。
９月１８日（水）から開催する展示会のご紹介です。
手びねりでやさしい形、色のうつわを制作されている大森由貴奈さん。
同じく手びねりで色土をパッチワークの様に貼付けて制作されている川名萌子さん。
“イッチン”や”型打ち”の技法で磁器のうつわを制作されている前田麻美さん。
それぞれの作家の個性を生かし、細部まで一つ一つ丁寧に制作されています。
ぜひこの機会にご高覧くださいませ。
大森由貴奈さんの作品
大森由貴奈さんは柔らかいフォルムでやさしい色合いの陶のうつわを作られています。
光の加減で少し結晶のように反射するマットな質感が特徴です。
作り手ご本人の大森さんの柔らかい雰囲気から見てとれるようなおおらかな作品の数々です。
＊大森由貴奈さんのプロフィール＊
1992年 北海道生まれ
2013年 秋田公立美術工芸短期大学 卒業
2015年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
現在 多治見市にて作陶
川名萌子さんの作品
川名萌子さんは、色土を貼り合わせたり、細かい文様の象嵌の制作をされています。
色付けしただけでは表現できない土の質感にこだわりを感じます。
色土の貼り付けは上写真のように制作されています。
一つ一つ貼り付けの配置や色が異なります。
焼き上がりの色味もそれぞれ表情が違い、一点ものの楽しさがあります。
＊川名萌子さんのプロフィール＊
1984年 東京都生まれ
2007年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン科陶磁専攻卒業
2009年 岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所卒業
2011年 埼玉県 川口市の工房にて作陶、作家活動始める
2017年 新潟県新潟市内に拠点を移し、作家活動を行う
前田麻美さんの作品
前田麻美さんは、磁器土でイッチン描きや型打ちなどの様々な技法で繊細なうつわを制作されています。
お花が咲いた形のうつわには、花びらの凹凸があります。このため、陰影がもたらす立体感が生まれ、優美なシャープさと奥行きのあるやわらかさが同時に伝わります。
素地に浮かぶレリーフのような優しい花の模様は、イッチンという技法によるもの。
細やかでやわらかな模様はまるでレースのように繊細。
＊前田麻美さんのプロフィール＊
1988年 東京生まれ
2006年 武蔵野美術学園造形芸術科 基礎課程修了
2011年 國學院大學文学部哲学科 卒業
2013年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
2013年 京都にて陶芸を学ぶ
2017年 京都にて独立
展示会詳細
【大森由貴奈・川名萌子・前田麻美 三人展】
参加作家：大森由貴奈（陶芸）/川名萌子（陶芸）/前田麻美（陶芸）
会期：2024/9/18(水)～9/29(日)
会場：ころは -うつわと道具と喫茶室‐
（〒673-0755 兵庫県三木市口吉川町大島５５）
開催時間：11:00 ～ 16:30
（※ 月曜日と火曜日は定休日です。）
※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。
オンライン展示について：
会期中もしくは会期後に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。
