こんにちは。“ころは”の店主です。
今回のブログでは、現在取扱させて頂いている【宇田康介】さんをご紹介いたします。
宇田康介さんは、滋賀県の信楽で活動されている陶芸作家さんです。
日常で使いやすく、温かみのあるうつわを得意とされていて、その特徴的な技法として粉引きと飴釉を主に用いられています。
粉引きとは、白い粉を引いたように見えることから名付けられた技法で、宇田さんの作品ではその繊細な模様が特徴です。
一方、飴釉は釉薬の一種で、焼成後に表面に甘いような光沢と深い色合いを与えることができます。
宇田さんの飴釉の作品は、その深みのある濃い赤褐色が美しく、料理を盛りつけた際に一段と引き立ててくれます。
宇田さんの作品には、鎬(しのぎ)のうつわや輪花皿、色々な形状の小皿、スープカップ。
そして特に人気のある耐熱陶器のグラタン皿などがあります。
手仕事の精巧さと美しさが際立ち、その作品が日常使いにぴったりであると同時に、食卓を彩るアクセントとしての役割も果たしています。
— 宇田康介さんのプロフィール —
1981年 信楽町生まれ
2002年 京都伝統工芸専門学校 修了
2002年 笠間焼 磯部陶苑 修業
2005年 信楽窯業技術試験場 修了
2005年 信楽町にて作陶
信楽での長年の経験と熟練した技術が結びついた宇田康介さん。
宇田さんの作品は、使い手に深い満足感と美しい時間を提供してくれること間違いありません。
その魅力をぜひ手に取って感じていただきたいです。