
【加藤裕章・福井亜紀 二人展】
参加作家:加藤裕章(陶芸)/福井亜紀(木工)
会期:2025/2/22(土)~3/2(日)
こんにちは。“ころは”の店主です。
2月22日(土)から開催する展示会のご紹介です。
洗練されたフォルムと土の味わいを感じられる加藤裕章さんのうつわ、
錆びた古物のような質感に心惹かれる福井亜紀さんのうつわ、
信楽の工房で切磋琢磨しながら制作されているお二人の作品展を開催します。
日々の暮らしに深い趣をもたらすうつわの数々をぜひご覧くださいませ。
加藤裕章さんの作品

黒と白のコントラストが印象的で、土のぬくもりをしっかりと感じられる加藤さんのうつわ。
粉引や灰釉、そして金属のような質感を持つ黒い釉薬などを使い、シンプルでありながらも奥行きのある表情を生み出しています。
ひとつとして同じものはなく、手に取るたびに新たな表情が見えてくるのも魅力のひとつ。
信楽の土を使い、素材の力強さを残しながらも、日常使いしやすいように丁寧に作られています。
器のかたちや手触り、口当たりのよさにもこだわりが詰まっていて、気づけば毎日手に取ってしまう、そんな心地よさがあります。
料理をそっと引き立て、食卓をぐっと素敵にしてくれる加藤さんのうつわ。和洋問わずどんなお料理にも寄り添い、いつもの食卓が少し特別に感じられるはずです。




*加藤裕章さんのプロフィール*
1982年 滋賀県 信楽町に生まれる
2011年 家業の陶器製造業に従事
2014年 信楽窯業技術試験場 小物ロクロ科 修了
2017年 作家活動を始める
福井亜紀さんの作品

どこか時間を重ねた古物のような風合いと、味わい深い錆び感のある色合いが印象的な福井さんのうつわ。
「緑砂」「薄灰」「枯茶」「禾目あさぎ」——ひとつひとつに名付けられた色は、まるで自然の中にある景色を切り取ったかのよう。
青銅のような渋みのある緑、錆びた鉄のような深みのある茶、しっとりと落ち着いた灰……角度や光の加減によって、その表情を変えていきます。
丁寧に作られたフォルムは、使い勝手のよさもしっかり考えられたもの。
手に取るとしっくりなじみ、日常使いしやすいのも魅力のひとつです。
特にお茶の時間には、うつわの静かな佇まいが気持ちを落ち着かせてくれて、ひと息つく時間をより心地よいものにしてくれます。
また、福井さんの作品には花器やオブジェもあり、インテリアのアクセントとしても楽しめるものばかり。どこに置いても空間に自然と馴染みながら、さりげなく存在感を放つ。
そんな不思議な魅力を持つうつわたちです。





*福井亜紀さんのプロフィール*
1982年 大阪生まれ
2005年 京都造形芸術大学 陶芸コース卒業
大阪にて園芸装飾の会社に勤務
2014年 信楽窯業試験場 小物ロクロ科 修了
信楽の窯元に勤務
2017年 独立
展示会詳細

【加藤裕章・福井亜紀 二人展】
参加作家:加藤裕章(陶芸)/福井亜紀(木工)
会期:2025/2/22(土)~3/2(日)
会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
(〒673-0755 兵庫県三木市口吉川町大島55)
開催時間:11:00 ~ 16:30
作家在廊日:2/22(土)
(※ 月曜日と火曜日は定休日です。)
※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。
オンライン展示について:
会期中もしくは会期後に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。