
こんにちは。“ころは”店主です。
今回のブログは、現在、取扱をさせて頂いている【ヤマノネ硝子】さんのご紹介です。
ヤマノネ硝子さんは岡山県で制作されているガラス作家です。
伝統的な吹きガラス技法で作品を制作されています。

吹きガラスは1300度に熱した坩堝(るつぼ)でガラスを溶かし、竿でガラスを巻き取り、息を吹き込みながら成形する技法です。
特に型を使用しない宙吹きガラスは、息を吹く強さで大きさを調整する高度な技術を要し、そのため手作りの魅力が溢れる作家性の高い作品になります。

また、吹きガラスの技法だけでなく、その制作過程も大切にされています。
自作の熔解炉(窯)で珪砂をはじめとした10数種類のガラス原料を選定・調合し、型を使う際は自作するなど。
ガラス制作に関することは可能な限り自分たちの手で行っておられます。
ヤマノネ硝子さんの作品は綾目模様や櫛目模様など、ガラスならではの特徴的な模様が印象的です。
シンプルなデザインの中にもガラスの揺らぎやあたたかみが感じられ、
「手に馴染む」「暮らしに馴染む」作品作りが表現されています。



ヤマノネ硝子さんのプロフィール
‑‑ 加藤岳さん 略 歴 ‑‑
1985年 埼玉県川越市生まれ
2011-2020年 京都 晴耕社ガラス工房 勤務
2019年 ヤマノネ硝子活動開始
2020年 埼玉県熊谷市を拠点に活動
2022年5月岡山県に築炉
‑‑ 田中淳子さん 略 歴 ‑‑
1988年 大阪府生まれ
2011-2019年 京都 晴耕社ガラス工房 勤務
2022年5月岡山県に築炉
ヤマノネ硝子さんの作品は、日常の中でガラスの美しさと温かみを感じられる、特別な存在です。
ぜひ、手に取ってご覧くださいませ。