冬ごもりのCUP展 ~心もほっこり、10名の作家のカップ~

【冬ごもりのCUP展】
参加作家:安藤良輔(陶芸)/伊藤豊(陶芸)/CRAFT BORO×BORO(陶芸)/萩原由希子(陶芸)/降幡未来(陶芸)/前沢陽彦(陶芸)/森脇要(陶芸)/山口和声(陶芸)/山本直毅(陶芸)/鷺谷綾子(ガラス)
会期:2025/1/22(水)~2/2(日)

こんにちは。“ころは”の店主です。

本年も残すところ、あと僅かです。

本年も沢山の作家の皆さまにご協力頂き、素晴らしい展示会を開催することができました。

また、多くの皆さまに当店を知っていただくきっかけを頂けた一年でした。

来年もまた新たにご紹介させて頂く作家さんも多くいらっしゃいます。

詳しくは、またこちらのブログからご紹介しますので楽しみにしていて下さいね。

2025年最初の展示会は1月22日(水)からの開催です。

寒い日は、温かいドリンクを入れたカップから伝わるぬくもりに、心までほっと和みます。

そんな冬のひとときを楽しむ“冬ごもりのためのカップ”を、10名の作家さんが届けてくださいました。

おうちでゆったり過ごす時間を、より特別なものにしてくれるお気に入りのカップを見つけにいらしてくださいね。

安藤良輔さんの作品

 

安藤良輔さんは愛知県で制作されています。

鋳込み成形を中心に独自の造形美を追求し、作陶されています。

鎬模様のエッジや金彩、銀彩の華やかさが際立つ作品の数々です。

エッジが効いたシャープな印象ながら、丸いフォルムであったり小ぶりなサイズ感に繊細さとやさしさを感じさせます。

手に取った時の滑らかな感触も使い手のことを考えてデザインされていることがうかがえます。

伊藤豊さんの作品

伊藤豊さんは、岐阜県で制作されています。

土の味わいと鎬が特徴のうつわを制作されています。

伊藤さんが彫る鎬は、均一に整っていながらも、温かみを感じる線です。

ロクロで成型された形もどこか柔らかさを感じます。

丁寧な手仕事は作家さんの思いを感じることができ、食卓をほっこりと包み込んでくれます。

 

CRAFT BORO×BOROさんの作品

 

CRAFT BORO×BOROさんは、茨城県笠間市で制作されています。

カラフルで味わいのあるうつわを作られています。

遊び心のあるデザインとうつわの表面に施されたテクスチャが特徴です。

取っ手の形やフォルムに丸みがあり、自然と手に馴染んでくれるうつわです。

萩原由希子さんの作品

 

萩原さんは兵庫県姫路市で制作されています。

「掻き落とし」という技法を使って作られています。
お花や植物、動物などのカラフルな絵柄が特徴です。

掻き落とし(かきおとし)とは、素地の表面に化粧土を施した後に化粧土の部分を削り、異なる色を出して模様にする技法です。

手間と時間がかかる技法ですが、その分、作家さんの手仕事を味わえます。

ひとつひとつ個性があって、大量生産にはない味が感じられると思います。

カップの周りはぐるりと異なる絵柄が続いています。

絵本のような世界観がつめ込まれたうつわです。

降幡未来さんの作品

降幡未来さんは長野県で制作をされています。

やさしい質感と様々な釉薬の色合いが特徴的な作品づくりをされています。

自作の釉薬のカラーバリエーションが実に多様な降幡さんのうつわ。

ベースの白の釉薬に色の釉薬を重ね掛けすることで、釉薬が窯の中で溶ける際に色が混じりあい、グラデーションが生まれます。

その現象を利用し、様々な表情のうつわを作り出されています。

また、マットな質感と丸みのあるやわらかな形が手に馴染み、ずっとそばに置いておきたくなる存在感があります。

どこかエキゾチックな雰囲気のある色の組み合わせも心惹かれるうつわです。

前沢陽彦さんの作品

今回、初めて当店でご紹介させて頂く作家さんです。

前沢さんは富山県で制作されています。

赤土の板に化粧泥を塗った後に引っ掻き、流線模様に加工していく独自の技法で作られています。

まるで木目のような模様は不思議で何度も目を凝らして眺めてしまいます。

私も初めて、大阪のイベントで拝見したときは木工の作家さんと思っていました。

近づいてみると、これは!と驚かされました。

その驚きと丁寧な造りを皆さまにもご覧頂ければと思います。

森脇要さんの作品

森脇さんは兵庫県丹波市で制作されています。

温かみのある土の味わいのあるうつわを制作されています。

「珈琲」という文字が描かれたカップはコーヒー好きにはたまらないカップです。

裏側は「こーひー」とひらがなで描かれているのもくすぐられますね。

様々な模様が描かれたカップなども色々と出品して下さる予定です。

山口和声さんの作品

山口和声さんは三重県伊勢市で制作されています。

スリップウェアのうつわを制作されています。

焼き締めのカップやスリップウエアのカップも出品して頂きます。

外側のザラッとした土の質感に味わいを感じます。
内側は自然灰の釉薬が施されています。

ぽってりとしたフォルムは安心感があり、長く使っていきたくなるうつわです。

山本直毅さんの作品

山本直毅さんは、兵庫県神戸市で制作されています。
アンティークのような雰囲気の色合い、質感の陶器のうつわを制作されています。

ブルーの色合いが特徴の山本さんのうつわは金属のような色合いと持ちやすく使いやすい形が人気のポイントです。

鷺谷綾子さんの作品

今回、初めて当店でご紹介させて頂く作家さんです。

鷺谷さんは石川県金沢市で制作されています。

「パート・ド・ヴェール」というガラスの粉末を型の中で熔融して成型する技法で制作されています。

様々な色の組み合わせで、優しい色合いと質感のうつわを生み出されています。

今回、飲み物だけでなくデザートなどを盛り付けるフリーカップなども出品して頂きます。

冷たいイメージのガラスですが、鷺谷さんのうつわはどこか温かみを感じるガラス作品です。

ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

展示会詳細

【冬ごもりのCUP展】
参加作家:安藤良輔(陶芸)/伊藤豊(陶芸)/CRAFT BORO×BORO(陶芸)/萩原由希子(陶芸)/降幡未来(陶芸)/前沢陽彦(陶芸)/森脇要(陶芸)/山口和声(陶芸)/山本直毅(陶芸)/鷺谷綾子(ガラス)

会期:2025/1/22(水)~2/2(日)

会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
(〒673-0755 兵庫県三木市口吉川町大島55)

開催時間:11:00 ~ 16:30
(※ 月曜日と火曜日は定休日です。)

※混雑が予想される場合は、整理券をお配りする可能性がございます。

オンライン展示について:
会期中もしくは会期後に準備が整い次第、オンラインにアップ致します。

今後の展示会のスケジュールをお知らせ致します。

 

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>ころは -うつわと道具と喫茶室-

ころは -うつわと道具と喫茶室-

自然に囲まれた心落ち着く古民家空間のギャラリー&カフェ。
作家のうつわや、日本の伝統的な暮らしの道具を取り扱っています。

住所:兵庫県三木市口吉川町大島55
TEL:0794-88-1010
OPEN:11:00~16:30 (LO.16:00)
CLOSE:月・火曜 臨時休業有り
【アクセス】
中国自動車道吉川ICより車約11分、または山陽自動車道三木東ICより約17分/P10台分有り

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