一筆一筆に個性が光る絵付けのうつわ～イロイロ絵付けのうつわ展～|ころは -うつわと道具と喫茶室-

【イロイロ絵付けのうつわ展】
参加作家：石川理恵（陶芸）/大井萌子（陶芸）/友田多紀（陶芸）/福田栄一（陶芸）
/hapun pottery（陶芸）/motif.（陶芸）

こんにちは。“ころは”の店主です。

８月２１日（水）から開催する展示会のご紹介です。

上絵、染付、金彩、色化粧土など様々な絵付け作品を制作する
陶芸作家6人による展示会です。
それぞれの個性が一筆一筆の線に表れています。
古典模様やオリジナルの楽しい模様など食卓が楽しくなるうつわの数々です。
ぜひこの機会にご高覧下さいませ。

1 石川理恵さんの作品
2 大井萌子さんの作品
3 友田多紀さんの作品
4 福田栄一さんの作品
5 hapun potteryさんの作品
6 motif.さんの作品
7 展示会詳細

石川理恵さんの作品

石川理恵さんは磁器土で染付のうつわを制作されています。

白い素地に鮮やかなコバルトブルーの線が映えます。

古典的な絵柄を用い、オリジナルの愛らしい動物が描かれています。

ちょっとクスっと笑みがこぼれる動物の表情がなんとも言えず可愛らしい作品です。

＊石川理恵さんのプロフィール＊

11981年　名古屋市生まれ
2006年　金沢美術工芸大学油画科卒業
2009年　愛知県瀬戸窯業高校専攻科終了
2011年　瀬戸染付研修所修了
数々のギャラリー、百貨店への出展など。
現在瀬戸市にて制作。

大井萌子さんの作品

大井萌子さんは、磁器土で上絵付や染付のうつわを制作されています。

うつわの素地は同じく陶芸家の旦那様が成形され、その素地に絵付けをされています。

長く京都の工房の絵付け職人をされていたそうで、その技術の高さがうかがえます。

どこか骨董の雰囲気があり、味わい深い作品です。

＊大井萌子さんのプロフィール＊

2004年　京都精華大学陶芸専攻卒業
2005年　京都府立陶工高等技術専門校
　　　　陶磁器図案科修了
京都の工房にて絵付け職人として従事
2020年　夫の作る素地に絵付けを開始
2021年より夫婦2人での展示会開催
現在、展示会中心に活動

友田多紀さんの作品

友田多紀さんは、陶器で下絵付と上絵付を組み合わせたうつわを制作されています。

幾何学模様が描かれたお皿は飾りたくなる可愛さです。

金彩を用いた絵付けは特別な雰囲気。

お茶菓子をのせておもてなしのうつわとしても。

＊友田多紀さんのプロフィール＊

2010年京都府立陶工高等技術専門校図案科卒業
京焼の窯元で絵付職人として従事
2015年ロクロなどの成形技術を学ぶ
2019年京焼の未来展奨励賞受賞
2020年京都高島屋美術工芸サロン個展
2022年中国蘇州市企画展
2023年京都高島屋美術工芸サロン個展
2023年中国深圳市企画展
2024年シドニーのギャラリーで取扱いスタート、
他カリフォルニアやバンクーバーなど海外での企画展も予定。
他、国内の企画展多数。

福田栄一さんの作品

福田栄一さんは、安南手のうつわを制作されています。

化粧土を施した素地に薄墨の様な呉須で絵付けがされています。

繊細でのびやかな線がうつわを彩ります。

表面は釉薬に貫入が入り、使い込むとまた味わいが出てきそうです。

＊福田栄一さんのプロフィール＊

1979年　富山県生まれ
2003年　九谷焼技術研修所卒業
　　　　松本佐一先生に師事
2014年　富山市にアトリエ設立　独立
2022年　滑川市にアトリエ移転
　　　　現在にいたる

hapun potteryさんの作品

hapun potteryさんは、色化粧とフリーハンドで描かれた線で楽しいうつわを制作されています。

モチーフも遊び心のある形や線で楽しい食卓を演出してくれます。

作方法はろくろや型打ち成形など様々です。

化粧土を塗り、色付け、線描きをして、一つ一つ丁寧に制作されていきます。

その工程を楽しみながら制作されているのが伝わってきますね。

＊hapun potteryさんのプロフィール＊

大阪芸術大学附属
大阪美術専門学校　陶芸科卒業
自宅（実家）にて開窯
2019年 20年振りに陶芸を再開
2020年よりクラフトフェア、企画展などぼちぼちと参加。
土のざらっとした触感が好きです。
シンプルな白いうつわにも、フォルムや触感、エイジング加飾による風合いによって『らしさ』を出したいと思っています。
普段の食卓で少し気分が上がるお手伝いができればとても嬉しいです。