【古民家移転の話④】蔵から出て来た古い道具たち。古道具を再利用しよう。

こんにちは。ころは店主です。

前回のご報告から1ヵ月近くも経ってしまいました。
久し振りの投稿になりますが、三木店舗の現状をご報告させて頂きます。

まず、三木店舗オープン予定日について。
大変申し訳ありません。現状でもまだ未定となっております。

現段階の工事の進捗から考えて、6月の初旬オープンとなる予定です。
5月中旬とお伝えしていたのですが、少しオープンが延びてしまいました。

オープンを心待ちにしてくださっているお客様には申し訳ありません。
もうしばらくお待ちください。

さて、今回のテーマは蔵のお掃除と古道具の再利用です。

三木店舗の敷地の中に蔵があるのですが、先日、その蔵の中の片付けをしました。

安永(1780年頃)と文政(1820年頃)の木箱。

蔵の中には、昔の陶器や独特の風合いを持つ古道具がいっぱい。
使える品は少なかったですが、再利用すれば面白い使い方が出来そうな品がチラホラありました。

満州事変の翌年の新聞。歴史を感じます。

コチラは戦後の新聞。懐かしのカルピスのロゴ。最近に感じてしまう不思議です。

古民家をリノベーションしてお店を始めるので、
蔵や母屋にあった古道具を使って什器や内装に利用しよう!という事になりました。

とてもしっかりしている家具。繋ぎ目に釘が使われていません。

嫁入り道具だったんでしょう。年季が感じられます。

隠し扉に隠してあった江戸時代の銭貨、寛永通宝。奥様のへそくりだったんでしょうか。

さすが、大正時代に建設された古民家だけあって、
歴史を感じる古道具がたくさん出てきて面白いですね。

蔵の中に古い時代に作られたであろう家具がありました。

ボロボロでかなり傷んでいたのですが、この家具をリペアしてお会計用のカウンターにしてみます。

損傷が酷くてかなり傷んでいます。

全体的に数回にわたってやすりがけしました。ベンガラ?は中々取れません。

ワックスを掛けて仕上げました。完成。

素人仕事ではありますが、雰囲気のある、良い感じの家具になったと思いませんか?

所々剥がれている赤い塗装(ベンガラ?)を全てヤスリ、傷んでいる板を新しい板に補修しました。
仕上げにエボニーブックのワックスで塗ったのが完成の写真の状態になります。

コチラの家具はお会計時に見る事が出来るかと思います。

今回紹介した古道具以外にも、興味深い古道具がたくさん見つかりました。
インテリアとして展示しようと考えているので楽しみにしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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